
主なプログラム
グループ・ミーティング
依存症からの回復は単に薬物・アルコール等をやめるということだけではありません。使用に伴い、本人はもちろんのこと周囲の人たちにも影響を及ぼします。回復していくためにはまず自身の内面に目を向ける必要があります。グループ・ミーティングでは他者の話に耳を傾け自身の体験を話すことによって、お互いの経験を分かち合う中でどこに問題があるか探っていきます。
FUJIOKARPP(Fujioka DARC Relapse Prevention Program)
このプログラムはもともと神奈川県立精神医療センターの前身のせりがや病院にて開発された認知行動療法の一つで、主に外来を対象とした治療プログラムです。当ダルクでも行っており、グループの中でテキストを用いながら、再使用を防ぐための知識を習得し、どのように行動を変えていくかを学んでいきます。
エンカウンター・グループ
エンカウンター・グループでは信頼のある関係性の中で自分の抱える問題をトピックとして挙げ、同じグループ内の仲間からフィードバックにより、新たな「気づき」を得て行動の変容と成長を促すしていくグループです。
音楽/アート・プログラム
アディクションからの回復には薬やアルコールなどを使わずに楽しむこと、新しいことにチャレンジする気持ちを育むことも大切です。音楽やアートを通して自由な表現力を学んでいきます。また施設内には音楽スタジオ、DJブースも完備しています。
感染症予防教育
定期的に専門家を招いて、HIV、C型肝炎、性感染等についての正しい知識の習得、予防について学びます。
レクリーエーション/スポーツ
利用者のリクエストに応じ、毎月温泉や食べ放題等に行きます。また季節ごとに、餅つきや川遊び、ボウリング大会、ソフトボール大会、映画鑑賞などイベントがたくさんあります。施設内にはトレーニングジムもあります。